看護師の仕事と言えばハードで有名ですし、夜勤などの不規則なシフト制勤務もあり、出産を機に退職を決断する人は多いです。看護師のニーズはとどまることを知らず、働ける場所は病院以外にもたくさんあります。働く環境を見直すことで、子育てしながらでも看護師として働いていくことは十分可能です。

まず、看護師が子育てしながら働きやすい職場の特徴に、日勤のみで残業が少ないというのがあります。日勤のみで残業がないならば、朝に子どもを保育園に預けた後、9:00~ 17:30の時間帯に仕事をすることができます。急性期病棟の場合、夜勤が当たり前のようにありますが、外来のみのクリニックならば、夜勤はありません。他に夜勤なしで看護師で働ける職場は、デイサービス、保育園、美容クリニックなどがあります。夜勤がなければ規則正しい生活ができるので、体調管理もしやすくなります。子育てしながら働きたい、そんな時は夜勤や残業がない、もしくは午前または午後のみといった短時間勤務が可能な求人を探してみると良いでしょう。

また、子育てしながら働きたいならば、その職場自体が子育てに理解があるかということが非常に重要となります。例えば、フレックスタイム制度を導入していたり、産休や育休の利用と復職の実績があったりする職場は、子育てにある程度の理解があると判断することもできるでしょう。また、有給休暇が取りやすいなど、気兼ねなく休みが取れる職場環境であれば、子育て中の看護師も働きやすくなります。子育てに理解のある職場ではワ―ママがたくさん集まっているので、同僚からの理解を得やすく心強いでしょう。無理のないワーママライフを送りたいのなら、子育て中の看護師に役立つ情報サイトで下調べしておくのもおすすめです。